東京都港区区高輪2-15-24 三愛ビル竹館303
品川、大崎、田町、五反田、目黒、 大井町からも便利です。
都営浅草線泉岳寺駅徒歩3分
JR高輪ゲートウェイ駅徒歩7分
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テス品川校は、正式には高輪本校と呼ばれ、都内6校の中心です。各校の事務もすべてここで行っています。
本校まで浅草線の高輪台から8分、JR品川駅から4分です。
五反田から歩くと20〜30分ですが、御殿山を通って高輪3丁目までの散歩道は抜群です。時間のある時にでも、五反田から高輪3丁目まで歩いてみられると、いろいろ面白い所を発見できます。実際、五反田方面に住んでおられる何人かの生徒さんは、高輪3丁目のテスまで歩いていらっしゃいます。
まず、五反田駅から海の方に向かって、正式には環状6号線、または八ツ山通りと言われていますが、我々はソニー通りと呼んでいる通りを進みます。
500メートルほどはたくさんのお店やナイトクラブが続き、その後、大きいオフィスビルが立ち並んでいます。その辺りには、ソニーのオフィスビル、研究所、研修所、宿舎など20棟近くの施設があり、世界で初めてテープレコーダーを開発した東京逓信工業というソニー発祥の町工場があったところです。
この繁華街の終わるあたり、左にも右にも入ると上り坂になります。この坂が八ツ山、通称、御殿山です。この崖の下を山手線がぐるっと回って大崎駅になっていて、昔の東海道は、この八ツ山の下を海沿いに北品川の方に向かっていました。ここには吉原と並んで有名な遊郭がありました。よく目にする広重の「品川の宿」は、現在の品川駅あたりから八ツ山の方を見た図です。
何故この辺りを御殿山と言うかというと、御殿がいくつもあるからです。
五反田駅から歩いて右に曲がって、小高い尾根の上を現在の東海道線にぶつかるまで歩くと、現代美術を展示する原美術館があります。館内にカフェもあります。すぐ近くに美しい滝や池のある御殿山ガーデンやホテルラフォーレ東京があり、その周りに豪邸が並んでいます。ミャンマー大使館など、大使館もいくつかあります。
しかし、これらは戦後に建てられたもので、戦前からある御殿ではありません。
本当の意味での御殿は、ソニー通りから繁華街の終わったあたりで、どの道でもよいから左に入って、都心の方向、東京タワーの見える方向に坂を上がってください。左右にソニー会館や宿舎を過ぎて、左に突然、清泉女子大の正門が見えます。
見つからなかったら、さらに左に歩いて、つまり桜田通り(国道一号線)の方に向かうと女子大の塀にぶつかります。これは広大な島津侯爵邸で、今でも美しい庭園とともに本館は大学の一部として残っています。
一部分譲され、太宰治が昭和6年頃、正式に結婚した初代と一緒にそこに住んでいたと言われています。ですから、太宰治もこの辺りを散歩したことでしょう。
明確な道案内の地図を書けないのは、高級住宅街で大きなビルや店や看板がない上に、蜘蛛の巣のように右に曲がったり左に曲がったりで、まっすぐの道がありません。方向感覚を失わず、目的の方に何度も曲がって行くより仕方がありません。
清泉女子大の門を背に海の方に、つまり東海道線の方に、右に曲がったり、左に曲がったりして行くと、戦災を免れたいくつかの大邸宅が目に入ります。広大な敷地の奥に屋敷があるのが門から確認できます。三菱関東閣や三菱地所高輪クラブとして残っています。この辺りのまさに豪邸を見ながら歩くのも楽しいものです。
時折、有名人やタレントの表札を見つけることもあって驚きます。
海の方に向かって尾根を越えて階段の道を降りると、左手に品川プリンスの高いタワー、まっすぐ下に、かつて百恵ちゃんが住んでいたことで有名なマンション、赤いレンガのペアシティルネッサンスの巨大な建物が見えます。
そこに向かって坂を下って行き、赤レンガのマンション群の少し手前で右に曲がると、石畳の歩道とレンガの中世西洋風のロマンティックな雰囲気の館が目の前に突然現れます。重いドアを開けて中に入ると、そこは別世界。地下から2階に向かって巨大なクリスマスツリーがあり、クリスマス用品は無論、オルゴール、胡桃割り人形、木製玩具など、西洋のかわいい手作り小物が売られています。
ここはプリンツヒュンガルテンと言って、住宅街の真ん中で大変分かりにくい所にあるのですが、是非、訪ねてみたいところです。(港区高輪4-24-40)
ここからまた50mばかり戻って坂を上り、尾根の上の2つ目の道に出たところで右に折れます。東京タワーの方に向かって約100m行くと、右側に物流博物館があります。名前は地味ですが、中に鉄道模型や道路の模型があり、小さな子供と一緒でも楽しめます。
さらに50m進むと右側に大きな十字架が建物にデザインされたカソリック教会があり、右に曲がると品川駅正面へ、その道の左角が新高輪プリンスホテルで大きな白いドームが見えます。これがタレントなどが結婚式をする飛天の間です。
駅の方に曲がらず、飛天の間を右に見ながらまっすぐに行くと、右側に味の素研修所があります。ここは母鈴木ナカの後を継いで事業を発展させ、今日の味の素の礎を築いた鈴木三郎助の屋敷で、大正時代の典型的な茶室もある木造建築でしたが、数年前に壊され、現在の建物になりました。
中に「食に関する図書館」や「食のミニ博物館」があり、身分証明書を出して名前を記帳すれば誰でも無料で閲覧することができます。
味の素研修所の少し手前は丁字路になっていて、左に曲がり桜田通り(国道1号線)に出てすぐ左に地下鉄浅草線高輪台駅があります。五反田駅から一駅で、駅からTESS英会話スクールまで6〜7分です。
味の素の正面玄関の横に当時の門がそのまま保存されており、時代劇のセットのような眺めです。その門を右に折れ、これまた時代劇の景色のような保存された古い瓦屋根の塀に沿って行くとすぐ高輪プリンスホテルの正面玄関に出ます。
玄関の左側の建物は貴賓館と呼ばれ、松田聖子などが結婚式を挙げた式場です。もとは旧武田宮の邸宅で1911年に建てられたネオバロック様式の宮殿です。
建物の左横の小さな通路から反対側に行くと、水の上の石畳、噴水、テラスなど見えて、素晴らしい建築に驚きます。
その真正面にハイヤーの駐車場があり、そこから階段で森の中に降りると高輪公園です。
公園の中の大木の緑のトンネルを歩くのは、何とも爽快な気分で、左側に階段状の噴水やブロンズ像を見ながら公園を反対側に出ると桜並木になります。右正面にTESS
CULTURE CENTERと書かれた大きなソデ看板が見えます。
1階はウィステリア・ガーデン・カフェというおしゃれなレストランで、その建物の2〜3階がテス英会話スクールです。
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