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島田校長の
知っておくと得する!?面白英語知識
その8 


「痛い!」

「恥かしい!」と同じように、「痛い!」にも幾つかの英語があって使い分けなければなりません。
海外旅行中に急に具合が悪くなった時に、少しでも「痛い!」の表現ができれば、どんなにか救われることでしょう。 例えば、

I have a toothache. (歯が痛い)
I have a stamachache. (胃が痛い)
I have a headache. (頭が痛い)
I have a backache. (腰が痛い)

また、私のオーストラリアの経験ですが、歯が痛いので dentist へ行きました。彼は口の中のあちらこちらの歯を軽く叩きながら、 Do you have a pain here ? A sharp pain ? A dull pain ? 強い痛みですか?かすかな痛みですか?ときかれました。
同じ「痛い」でも、歯痛は acheで、歯医者が「どこが痛いの?」言う時には pain になります。どう違うのでしょう。答えは、継続的な痛みの場合は ache、一時的な痛みは pain だそうです。
鋭い痛みは sharp という表現をします。ちなみに sharp は鋭くとがっているという意味から sharp nose高い鼻という表現もあります。

 

一方、「疲れてだるい」という時に、

I feel dull.

と言います。dull はだるい、鈍い、ぼやっとする、うずいて痛むという意味で、ずきずき痛む歯は dull pain です。
専門医学用語としては、例えば急激に痛む胃けいれんのようなものに対して、acute stomachache 「急性の」という言い方があります。これに対して「慢性の」は chronic です。
他の痛みの表現に
My head is throbbing. (頭がずっきんっずっきんする)
というのもあります。

のどが腫れてヒリヒリ痛い時は、 I have a sore throat. と言います。
足を火傷したり、擦りむいた時なども a sore foot と言います。

pain よりも強い痛みではないのですが、どのケースにも使える言葉に、傷つく、痛むの意味の hurt があります。I (私)が主語にならないで、痛いところが主語になり、

My left ear hurts. (腰が痛い)
My right eye hurts. (腰が痛い)
My foot hurts. (腰が痛い)


<となります。これはI have 、、、の形に直して、強い痛みなら I have a pain in my left ear. と言うこともできます。

ややこしくて覚えられなかったら、机の角にひざをぶつけた時、ボールなどをぶつけられた時、「Ouch ! (アウチ!) 」(痛い!)と言ってごらんなさい。「あいた!」のかわりに「Ouch !」と言えたら、あなたはもう英語をしゃべれたのです。

 

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