カタカナ英語(食べ物編)
「ハヤシライスは chef の林さんが創作した」 と言うともっとものようですが、そうではなく、それは hashed
beef rice から来ているそうです。なるほど、 hashed
は「細切れ肉の」という意味から考えても、これは hashed beef rice
で正しいのでしょう。
これと似た例では、食べ放題料理の viking(北欧の海賊)があります。イメージとして、海賊がもりもり食べるということで、ピッタリの言葉で、日本中で英語のように使われていますが、英語圏で食べ放題料理を
viking と言うところはありません。英語では smorgasbord
と言います。
帝国ホテルの chef が、食べ放題ディナーを viking
と名づけて宣伝したのが全国に広がりました。
もっとも、 smorgasbord はスウェーデン語で、bread
and butter table という意味で、スカンジナビア式料理の長いテーブルに、時には50種以上の料理が並び、食べ放題のディナーだそうで、
viking と関係はあるようです。
では、以下の食べ物は正しい英語で何というのでしょう。カタカナ通りに発音しても通じません。
1)トンカツ 2)プリン 3)カステラ 4)ラムネ 5)レモンティ 6)フランスパン 7)オムレツ 8)ミルクセーキ 9)アルコール 10)チョコレート
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